うざっしーのアニメ批評

ネタバレがあるので注意!ネタバレ無しの評価は名作アニメ一覧をご覧ください。

カテゴリ: アニメ批評_2016

「この素晴らしいチョーカーに祝福を!」

久々に見ると…やっぱこの作画は無いな

dアニメストアで視聴。

カズマがセクハラ三昧繰り返すだけの内容だけど、ラストは何気ない一言の伏線回収して綺麗に終わっているとは思う。
ただその後にチョーカーで本当に殺されたようだけど、みんなが苦しみながら死ぬカズマを放置してたのは酷いと思った。失言したとはいえ日頃から言ってるようなことだし…。
つーかカズマが死んだらアクアもあの世に帰れるんじゃないの?

作画が悪いのはもう個性みたいになってるけど(その割にエロやおっぱい描写に注力している)、安易なループは頂けない。せめて動きはこだわって欲しい。


「この素晴らしい芸術に祝福を!」

アイキャッチ多すぎじゃない?

dアニメストアで視聴。

カズマが酒注文してるけどアニメは未成年設定じゃなかったっけ?あとカズマがやったことって急性アルコール中毒のような事態になりかねんが。
遺跡の主の正体は既に登場している意外な人物で(でも途中で薄々気づくけど。チョーさんの声になる所から思い出すよね)、ほうそう来たかというオチ。
あと異世界かるてっとでめぐみんがボタンを押してしまう元ネタってこれなんだね。

つーかいい加減、このすばの魔王ってどんな奴なんだろうかと思う。

作画はさらに悪化している気がする。ぶっちゃけ、金出してこれ欲しいと思わないなw2期は作画が良い回もあったのに。
でも線数が少ない分よく動いていると言えばそうだけど。

1話開始17分50秒から別のアニメになるwこの主人公を好きになれるかどうかが全て

よくあるようなファンタジーソシャゲ原作の凡アニメか…と思って見ていると、1話開始から17分50秒で良い意味で裏切られる。
この手のアニメは主人公が俺TUEEEして敵をバッサバッサと倒しまくるのが普通だが、この作品の主人公・ヒイロはいつもザコにサクっとやられてしまうというお約束破りを繰り返す。やたら自信家の割には滅法弱く、バトルで常にやられてはいつもギルーに助けられる展開がじわじわ来る。
彼の持ちネタの「しまった、剣が無い!」は結構笑える。9話ではサラートにお姫様だっこされる始末だが、ヒロイン型男主人公なのは狙っているのだろう。
ただヒイロに剣の才能は無いというギルーの見立ては伏線だったことが後で分かる。最後にヒイロがナンブーコを剣で倒したのは師匠の言う恐ろしい魔力とやらのおかげなのだろう。それは原作ゲームをやればわかるのだろうか?既にサービス終了しているようだが…。でもいっそ最後のナンブーコもギルーに倒してもらっても良かったかなとも思う。その後に自分の心臓でサラートを甦らせるのはさすがにご都合主義すぎる気がした。

近藤信宏監督の他の作品はケロロ軍曹や少年アシベなので、こういったおもしろ演出アニメになったのも必然なのだろう。シリーズ構成の大野木寛も大ベテランであるせいか、13話で一応綺麗にまとまっていて(終盤強引な所もあったが)、作りのしっかりした古き良き王道冒険アニメに仕上がっている。

キャラクターは敵味方とも魅力があって(敵のシャリシャルーはしっかり悪役をやっていてかつどこか憎めない良いキャラ。敵ボスのナンブーコは軍人ではなくあくまでも商人なので、他作品のボスと毛色の違いがある)、ソシャゲ原作ではかなりの当たりだと思う。ただメインヒロインの水色髪クールキャラのサラートが感情を知って行く展開は、まんま綾波レイだとは思ったが。あと11話のシャリシャルーの合体はもろにメガテンw
ヒイロが綺麗系イケメンで仲間はマッチョオヤジとかショタとか男が多いので(トミッテって結局ついて来た意味なかったよな…)、女性受けもいいんじゃないかと思う。

声優陣はソシャゲ原作なので人気声優揃いだが、松岡さんの演技は主人公の天然キャラをよくわかっていると思う。もし変に受けを狙ってヘタレな声を上げてたりしたらきっと台無しになっていただろう。

トレーニング・ウィッチーズ

内容は一期と同じ。前とは別のトレーニングをやるだけ。
一期は一人称視点の透明主人公の存在が無視されていることが多かったが、今回は女の子が主人公に話かけることが多くなった。結局、主人公が何者なのかわからなかったが…コーチと言うわけでも無いようだし。最終話の夢では静乃だけはっきり告白してたのが気になった。
ロリの新キャラが増えたが、巨乳っ子の方が良かったな。でも乳揺れは静乃の縄跳びでサービスしている。あさみや優の乳も増量された気がする。

作画は一期と同じだが、顔の作画が微妙に感じる時もあった。
あとマッサージは手足がぶよぶよし過ぎに見えた。

ゼロから始めるお料理生活

幼稚園児の娘(つむぎ)のために、料理初心者の父(公平)と女子高生(小鳥)が料理を作る父子家庭ホームドラマ。本当にそれだけの内容だが、料理を通して3人の成長を描いている。料理描写はしっかりしていて、魚の三枚おろし等をとても丁寧に描いている。
公平の声はCLANNADと同じ中村悠一だが、CLANNAD的な父娘愛感動展開を期待してもいいような内容にもなっている。

つむぎはCLANNADやうさぎドロップやパパ聞きに出てくる幼女と同様に、賢くてとても聞き分けが良い(3・7・12話ではぐずるけど。12話はつむぎが急にわがままになった印象だが、公平の親としての姿勢を描きたかったんだろうか)。
9話で母の死を悟ったつむぎが立ち直るために、三枚におろされた魚を見て、他の生き物を食べる人間の強さを知り、人として生きることができる幸せを実感する、という展開は良かったと思う(という解釈でいいんだよね?)。

ただちょっとひっかかるのは小鳥というキャラクターで、こんな都合のいいJKいねーよと思う。彼女が父娘に接近する過程をもっと自然にできなかったのかなと。私はうさドロのレビューで子育て物はファンタジー要素がないとキツいと言ったが、彼女の存在が幻想ということだろう。そもそも男性教師の公平が女生徒とプライベートで仲良くしてる時点でアウトだし。
小鳥がつむぎをさほどかわいいと思ってないように見えるのもひっかかった(やたらベタベタさせると公平の後妻の座を狙っているのがミエミエに見えるというのもあるのかなぁ…)。私は男だからわからないが、女性から見たら小鳥はかなりあざとい女に見えるんじゃないだろうか。まぁ6話で小鳥が、しのぶが加わるのに抵抗を感じている自分が嫌な女だと自覚はしているけど。
それとバーテンダーとはいえ一応料理人の八木が喫煙者なのは不快だった。吸うシーンは一カ所だけなのはまだ良かったけど。

声の演技については、つむぎ役の子役は「ばらかもん」の脇役の経験もあるものの、つむぎ以外は皆が有名声優なので最初はやはり気になった。ただ演じているうちに上手くなっていったとは思う。ふてくされたりする演技はリアル幼女の良さはあった。

結局、小鳥の刃物恐怖症の詳細と「甘々と稲妻」のタイトルの意味が分からないままで終わったのは気になった。
あとすきっぷ通りアニメに出すぎw

孫子曰く「名主賢将のみよく上智を以て間者と為して、必ず大功を成す」

第二次大戦前夜の日本のスパイたちの話。
作中に出てくる「D機関」は陸軍中野学校をモデルにしているらしい。
中野学校では日露戦争で活躍した日本の工作員・明石元二郎を範としていたそうだが、彼の活躍は司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」で書かれている。これを読むとソビエト連邦という国がまるで日本の支援により作られたように錯覚してしまい、明石の働きを過大評価しているという批判もあるようだ。
このアニメでは日本の陸軍が散々無能だとこき下ろされ、統帥綱領が馬鹿にされるが、これは司馬先生と同じスタンスであり、作者はその影響が強いのだろう。

なおレギュラーキャラのスパイたちは全員男で、女スパイがいない理由を最終回で結城中佐が述べるがちょっと酷すぎると思ったwでも脇役は女性も多い。

他国に潜入して諜報を行うスパイの話なので舞台は外国も多く、背景は良く描けている。非常に雰囲気は良いアニメなのだが、1~2話完結であるせいか、ありえない想像力で事件の真相にすぐ辿り着いたり、実は敵の中に味方が居ました!だったり、ワインにやたらと毒が入ってたり(この世界のワインは飲まない方がいいw)、実は〇〇の中に機密を隠していました!とか、安易な展開でご都合主義に感じる話が多かった。ぱっと見は意識高い系の渋いアニメっぽいが、その内容は1話完結でチープ…「UN-GO」に近いものを感じた。

ツッコミ所は以下の通り。
2話 昭和天皇の描写を避けているので「御真影」が分かりにくい。あとなんで芸者は結城中佐の義手に気付かなかったの?
3話 いきなり記憶喪失になって、また殴られて記憶が戻るとかありえんw
6話 見ず知らずの子供を利用するとかリスク高すぎ。話を面白くしてるつもりなんだろうが逆効果。
7話 クロスワードをほっとけないからといって不用心に接触して情報を与えすぎ。敵スパイの側にある飲み物を飲むとか不用心。それでもMI6かよ。
12話 みんな小田切を待ち伏せし過ぎ!通り道を予知してるのかよ!あとワインの毒殺2度目w最後、女性蔑視発言しすぎwびっくりした。

スパイものというよりも探偵ものみたいな推理話が多いが、スパイの本来の諜報活動は地味だからどうしてもそうなってしまうのだろう。「プリンセス・プリンシパル」もスパイを称しつつ実態はバトル物だったし。

作画・美術は流石のProduction I.Gで、戦前の日本や諸外国の風景がとても良く描けている。満州国や特急あじあをアニメで見られるのは貴重。内容云々ではなく絵を目的で見るのがいいかもしれない。

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