うざっしーのアニメ批評

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カテゴリ: アニメ批評_2000以前

キャシャーンは非常に深く先進的。後世に多大な影響を与えたのだろう

タツノコヒーロー物のガッチャマン・キャシャーン・ポリマーのリメイク企画の1つ。
3つとも梅津康臣さんがメインでやっているので今回も作画は良い。
このOVAのストーリーはブライキングボスが世界を征服した旧作のバッドエンドルートらしい。

なお私は旧作キャシャーンはほとんど見ていない(ただキャシャーンSinsと実写版は見ている)。
旧作のスワニーの設定だけは知っていた方がいいと思うが、それも4話で一応説明している。てかスワニーの真相はルナに隠さなくてもええやろと思うが。

南斗水鳥拳のように華麗に空を舞い戦うキャシャーンはスタイリッシュでかっこいい。実写版はそれを全く分かってなかったな。
ルナはエロコスがめっちゃ浮いてるwなぜ旧作のピンクのワンピースよりエロい服にしたのかwサービスなんだろうけど。4話のシャワーシーンは必要なのかw乳も揺れまくり。

ブライキングボスが東博士の指示を一部曲解しつつも、実は忠実に従っていたという真相は深みがある。ボスは人類を滅ぼすまではせずに敢えて残し、人類がボスの存在を望んでいたと解釈し、地球の自然環境を保護している。
ボスの「私は独裁者ではない」という言葉には歴史の真実がある。史上、独裁者を自称した独裁者などいない。
実写版はこのOVAを元にしているそうだが、敵味方を善悪で分けていないこの作品がこんなに深いのに、なんで実写版はあんなに薄っぺらくなったのだろう…。

ラストは旧作では鉄也の両親は健在で、鉄也が新造人間のまま以外はハッピーエンドだったのだが、こっちは家族3人昇天するビターエンドになっている。残されたルナがカワイソス。しかもCパートでボスのAIは健在でした、で終わってるし…。

意外と良かった。野沢雅子さんが色々な喋り方をしてるのが面白い

一応イクサー1のシリーズ作品らしい(2話で河合が背景を説明する)。ロボット物じゃなくて変身ヒロイン物になってるけど。

主人公が女子プロレスラー志望って時代を感じる。最初と最後だけプロレス技を使うけど、ずっとプロレスで戦えばよかったのに。
変身シーンが乳首が見えてエロいのも時代。
主人公がなかなか戦う気にならずにうじうじしてるのはイクサーシリーズのお約束なんだろうか。敵にプロレス技が通じれば良かったんだろうけど、まさか全2話で2話後半までやる気が無いままとは。

話的には2話しかないOVAなのでやっぱりおれたたEND。最後に「終」って出てるけど。関西人アイドルのイエローのキャラが濃くて他の影が薄い。

作画や背景美術は良いけどやっぱキャラデザが古い。でも背景美術は本当に良い。イクセルのポップなデザインは当時としては先進的だと思う。

声優はイクセルの野沢雅子が一人四役で敬語キャラ・クールキャラ・関西弁キャラをやってるのが面白い。ベジータの人もいる。あとおじゃる丸の西村ちなみの歌が上手い。

新房監督の初期作品。この頃から演出がすでに…

dアニメストアで視聴。
ガッチャマン・キャシャーンに次ぐタツノコヒーローアニメのリメイク。ポリマーはその2作品に比べて全然人気無いが…。

この頃からすでに後のシャフト演出の萌芽が見られ、武がポリマーに覚醒する辺りにそれを感じる。
バトルシーンのシルエット演出も同じ新房作品の「The Soul Taker ~魂狩~」にかなり似ているが、こっちのほうが見やすくて良いw
ただ敵味方の攻撃がパンチとキックだけで地味なのはどうなのか。良く動いてるけど。ポリマーはカンフー映画ブームの影響が強いかららしいけど。
敵組織の冥王党が銃を使わないのは反文明思想だからなのかな。冥王党は環境破壊に警鐘を鳴らし、地球温暖化による水位上昇に備えて自らの体を水棲人間に改造しているが「翠星のガルガンティア」に影響を与えたかもしれんね。
Vol.2はニーナが素っ裸で乳首見えまくりでサービスし過ぎだと思った。

作画は名アニメーター梅津泰臣さん担当なのでばっちり。ここで縁が出来たのか、シャフトのそれ町に深く関わり、まどかやマギレコの原画もやっている。
原画に岡村天斎・吉成曜がいるのにびびった。吉成さんはその後の新房作品に関わってるね。

音楽は古い作品の割にセンスいい。新房作品は音楽がいいよな。

声優については青野武さんはやっぱいい声してる。みやむーがアスカっぽい演技してるのも良い。子安さん玄田さんは声が若いwあとなんでジャイアンが犬役w

ウテナの演出や美術だけ見たければTVよりこっちでもいいのでは。しかし終盤の展開w

dアニメストアで視聴。
総集編ではなく新作で、TV版と同じキャラを使って劇場版の尺に再構築したような話。ウテナの抽象的な演出や美術だけ見れればいいなら、長いTV版ではなくこっちを見るのもアリ。

中盤まではギャグ無しでいい感じにTV版のダイジェストっぽく作ってるのだが、絶対運命黙示録が流れてウテナが車になってしまってからはデスレースが始まって、幾原邦彦作品おなじみのギャグ展開になってしまうwウテナが車になるシーンはレヴュースタァライトでオマージュされてるね。
最後はガチ百合ラブラブエンドでTV版よりずっとハッピーエンドなんだが、にしてもなあ…ブン投げエンドだよこれじゃ。

あとカウベル七実の出番が牛のビデオだけなのが残念。TV見てないとなんで唐突に牛が出てくるのかわけわからんし。

結論としては、やっぱり時間があればTV版を見た方がええわな。3クールだから長いけど。

作画については一部のキャラのキャラデザがTVと変わっているが、アンシーはこっちの方が美人。TVのアンシーは意図的に芋っぽい眼鏡っ子にしてたんだろうけど。ウテナはショートカットだけど急にロングになるのが謎。

声については暁生を及川光博がやってるがドヘタ。EDの歌も作品に合ってないし。劇場版だから大人の事情なんだろうが、名プロデューサーの大月さんなのになあ。

後付け設定を解消するような理にかなった改変が多い。武論尊先生はそれが逆に嫌だったのだろうか

dアニメストアで視聴。1986年の作品だがリマスターしているようで絵が綺麗になっている。作画自体も不安定だったTV版よりずっと良い。

原作者の武論尊先生に批判されたという伝説の劇場版。
劇場版はTVよりグロいと言われるが、これはDVD版のようで画面をぼかしたりしている。それでも敵が死ぬ時は黒いシルエットのTV版より断然グロい。VHS版は無修正だったそうだが、この配信版は少しぼかしてる程度なので脳みそだの骨だの内臓だのが見えている。修正が無いシーンも多い。

内容はケンシロウがラオウと戦うまでを110分に詰め込んでるので、大幅に登場人物が削減され(トキすらカットとは…その割に牙大王が拳王軍相手に大活躍してて謎wジャッカルやカーネルはモブキャラw)、アイリを捕らえてるのが牙一族じゃなくてジャギだったり、ハート様がジャギの手下だったりと(正気のハート様なら外道のジャギなどの下につかないと思うが…ただバトルを見ているレイが切断系の自分が戦った方がいいのでは?と言うのは面白い)ダイジェスト感がある。その割にリンとバットがらみのオリジナルシーンが多いのだが…。

ただ原作より改善されている箇所も多く、「ユリアは実は南斗の将だった」「ジャギはラオウの差し金で動いていた」「シンをそそのかしたのはジャギ」のような後付け設定を最初から取り入れて、ラオウとジャギが序盤から出て来て平行で行動しているため後付け感がなくなっている。
ケンシロウがシンより先にジャギと戦い、ジャギがシンをそそのかしたことを暴露するのも話の順番的に理にかなっている。アイリは原作は最初ジャギにさらわれたのに、その後で牙一族に転売されたことになっているが、こちらでは直接ジャギからアイリ取り戻すことで、レイが胸に七つの傷の男を探していた話が綺麗につながっている。アイリがレイプされまくったことを匂わせてすぐ立ち直れず、リンに元気づけられる展開も良い。
ユリアが南斗の血を引いていることも最初から明言し、ケンシロウとユリアが結ばれることで北斗と南斗の融合が意図されていたと初期の段階から言うのも筋が通っている。ラオウがシンのサザンクロスに攻めて来ることで、原作のシンがユリアそっくりの人形を使い、後で実はユリアはリハクが助けて生きていたというツッコミ所しかない後付け展開もしっかり改善されている。シンが「同じ女を愛したケンシロウの手にかかって死にたかった」と言う改変もなかなかグッとくる。
リンが育てた花をアイリや、放射能汚染された土を蘇らせたいユリアに見せることで心の救済をするのは、核による破壊と再生というテーマ性をよく描けている。ただ最後のバットの「死んだ土が吹っ飛ばされたんだ!」は吹いたけどw
武論尊先生は劇場版は暴力を強調しているだけだと言っているが、あちこち改善されていることを認めたくなかったのではないか。
ただ最後のケンシロウ対ラオウは無想転生の下りが無いので浅い感じはした。ただの殴り合いになっている。でも作画は凄い。

このように劇場版は原作から改善されている点が結構ある。週刊連載漫画に対する後出しじゃんけんだから話を整理できるのも当然だけど。

ただ原作には無いツッコミ所もある。バットとリンがバギーで落ちる所は助かるわけねえだろとか、リンがゴーレムみたいなケンシロウを起動するシーン…これはいいや、ジャギがせっかくアイリを人質にとっていたのに放りなげるとか(コマンドーのベネットかw)、レイが花を咲かせたのはリンだとラオウに言ってしまったりとか、リンがケンシロウをもっと早く呼べばレイが助かったとか、そして最後、ユリアが吹っ飛んで行方不明になったのはひどすぎるwリンとバットは無事だったのにw

あとリンが役割的な都合で脳内お花畑な電波少女にされてるのがwリンだけ性格が変わってる感。

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