うざっしーのアニメ批評

ネタバレがあるので注意!ネタバレ無しの評価は名作アニメ一覧をご覧ください。

カテゴリ: アニメ批評_2000_2009

「1+1はいくつ?」「2だね。商人だから分かる」「さすが商人様ぁ(ビクビクッ」全部こういうノリ

2期。
ホロとロレンスの中身のない会話を聞いているとイライラするが、作者はこれを小粋でお洒落な大人の会話だと思ってるらしい。上辺ばかりの浮ついたセリフばかりで、むしろ底が浅くて薄っぺらく感じるのだが。ホロ相手はまだしも、8話のロレンスと酒場の娘との頭悪い会話は吐き気がした。この作者はなろうの方が向いてるんじゃないか。
かと思えば、ホロがわっちを抱いてくりゃれと言った時にロレンスが童貞のガキみたいな反応するし…その後はアマーティに見苦しい幼稚な嫉妬までする。
「わっちはぬしの何じゃ」に童貞臭い回答しかできないカス主人公にうんざりする。「嫁」だと言えよ。何が大人の会話だ童貞。登場人物は作者の限界を超えられないとつくづく思う。
初手セックスのドメスティックな彼女の方がまだマシだ。あれも違った方向で駄作だと思うが。

そして「商人の頭脳戦(笑)」も本当に薄っぺらい。「1+1はいくつだと思う?」「2だね」「やるな!」そんなノリでずっと進むから見ていてバカバカしくて苦痛を感じる。「俺は商人だ!これが商人のやり方だ(ドヤァ」でいつも相手が上機嫌で納得して話が進んでいくのがあほらしい。所詮はラノベか。
エーブが塩取引を隠していた伏線は、塩の密売が禁止されている世界設定が前提だが、これはファンタジー世界なので唐突でしかない。中世ヨーロッパでは塩税があったのは事実だが、これは架空世界なのだが。それ以前にエーブが塩の密売をしていたから、だからなんだという展開になってしまっている。「密売をしているような奴だからエーブは悪人だ」ってことなんだろうが、つくづく作者は幼稚で頭悪い。

最後にやっとロレンスがホロに好きだと告白したが、ヨイツに行く話はぶん投げで終わり。アニメは4巻飛ばして5巻までということだが、全17巻もあるそうで、アニメで終わるわけがない。
ここまで見ると、これもまた銀河鉄道999系の話だったなと思う。ホロ=メーテル、ロレンス=鉄郎。

作画については1期よりキャラデザのクセがなくなって、4:3上下黒帯から16:9になったのは良い。背景も解像度アップのおかげでとても映える。ただ終盤は作画が悪化していた。

えっ!?これ凄い傑作じゃん!花田十輝作品としてはよりもいなんかよりずっといい!

原作OPがウッウッウマウマーの起源として有名だったエロゲのアニメ版。ただしこのアニメはオリジナルストーリーらしい。そしてシリーズ構成は…花田十輝大先生様!

結論から言うと、同じ花田作品の「宇宙よりも遠い場所」に勝る傑作だと思う。

シャフト制作だが新房監督の月詠以前の作品なので、いわゆるシャフト演出は無し。
今やシャフトのエースの杉山延寛さんや潮月一也さんがまだ動画なのが感慨深い。大塚舞さんもこの頃はシャフトだったんだよな…。
しかしそんな凄い方々がいらっしゃるものの、作画は微妙な回もある。10話のシリアス展開で崩れてるのが痛い。戦闘シーンもしょぼいし…。ただ渡辺明夫キャラデザなので古臭さはあまり無い。
あと風呂シーンが異様に多い。さらに乳首が解禁されている。11話でずっと風呂シーンのままで乳首を晒したまま真面目な話をするのもどうかと思った。

ストーリーは時空転移を繰り返す謎の館に住む三姉妹が、行く先々の人々と交流するというハートフル物。
姉妹たちが若いままどんどん未来にタイムリープする構成は「ムネモシュネの娘たち」に似ている。ただしこっちの方がずっと先なのはさすが花田先生。時代が進むにつれ館の周囲の町が発展し、携帯電話が登場するなどの演出は心憎い。でも2010年にしてはかなり古いストレート型ケータイだったりするが。

前半はゆるい内容でずっと1話完結なのかなと思ったら、後半から序盤の登場人物が再登場し、三姉妹に人々との関わり方、心の触れ合いの在り方についての命題を突きつける。三姉妹で唯一思春期のまいを上手く使っていると思う。

ラストは姉妹愛と自分達の居場所を再確認してとても綺麗に終わっている。雫・キース・メアーが何者か分からないからと低評価されているようだが、彼らの説明などいらない。同じシャフトの名キャラクターのキュゥべえが何なのか説明しろと言うのと同じで野暮というもの。舞台装置は抽象化されたままで話の邪魔をしない方が良いのだ。ただ雫たちが記号化しきれてないのも確かで、そこはやはりキュゥべえの方が優れていると言えるだろう。

完成度が高い作品だとは思うが、それでも花田作品なのでツッコミ所も色々あって、
3話はみいと美幸との悲しい別れを描けば良かったのに。
6話でも再会したまいを号泣させた方が良かったと思うが…5年ぶりやで!?せっかくの泣かせポイントなのに。よりもいでも花田先生の泣かせセンスはずれてるなと思った。
7話のキースとあいの本番はいらんかったような。エロゲ原作にしても。
8話で神主に無断で神社の本殿にクリスマスの飾りをして、それに怒った神主を悪者扱いするのは無理がある
9話…なんでまいはいちいち学校に行くんだろう?どうせすぐ学校を辞めなければならなくなるのに。40年後にまた同じ学校に通ったら色々ヤバいのでは。しかも正体ばれるようなことを言いまくるしw

あと…館の外にいると不老不死になるなら、三人一緒でどこか良さげな時代を見つけて館から去った方がいいと思うんだが…そうすれば全て解決するじゃんw

声優につてはセイバーにアイリスフィールにイリヤスフィールとFateの声優が多いが、同じエロゲだからだろう(適当)。

アンドロイドは童貞浪人生の夢を見るか?

CCさくらの浅香守生監督によるCLAMP原作のアンドロイド美少女との恋愛物。
物語の始まりは、浪人生の秀樹が東京に出て黒髪ロング未亡人の管理人のアパートに下宿する…あれ?めぞん一…ゲフンゲフン。「イエスタデイを歌って」がめぞんのパクりって叩かれてるけど、こっちの方がずっと似てるよな…。

パソコンがもし人型だったら、という設定は斬新のようで、実質はTo Heartのマルチと変わらない。アンドロイドではなくあくまでパソコンとしか見做されてないとしているが、この世界にはパソコン嬢を働かせる風俗店も存在するので、結局は他のアンドロイド美少女ものと同じに見える。
ただ秀樹の真似をするちぃはとてもかわいい。ちぃ~という声も絶妙。さすがCLAMPとCCさくらスタッフ、萌えを極めている。

CLAMPワールドの作品なので「こばと。」と似た登場人物が何人かいるが、アパートの管理人もチロル店主もこばと。より不幸な人生を送っている。その諸悪の根源はこの世界でパソコンが発明されてしまったからだろう。
ただNHKのCCさくらやこばと。と違いTBSアニメなのでエロ要素やお下品セリフが満載で、オカズだの勃起(百合キスを見て立つとかレベル高すぎ)だの覗き部屋だの童貞だの裸エプロンだのと、黒CLAMPが垣間見えた。後半は脇役の不倫話もあってアダルト感がある。

難点は主人公の秀樹が恐ろしく頭が悪く、同情も共感もできないこと。6話の壁登りみたいに秀樹がとてつもなく頭の悪いことをして、それで感動させようとか稚拙すぎる。秀樹がグズなのは、人間ではない二次元美少女にハマるダメ男のメタファなんだろうけど。
あと最初の1話でちぃと一緒に落ちてたCD-ROMの伏線が未回収なのは大きな失態。

結論としては「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」や「ハル」のように、アンドロイドは所詮機械というオチにしてないので凡庸な作品に感じた。はっきり言ってこばと。の方が良かった。この作品はTo Heartの流れで作ったのだからその程度なのだろう。あと終盤でパソコン補完計画みたいなことをやろうとするのは、やっぱりポストエヴァ作品だなと痛感した。CLAMPですらエヴァの呪縛を逃れられないとは。
まあ「プラスティック・メモリーズ」のような薄っぺらぺらの駄作よりは良かったけど。

作画については、作監で田中将賀さんと田中雄一さんが奇跡の共演をしている。まあだから作画が凄いってわけでもないが、13話の田中将賀さんの水着回の作画は良かった。
あと2002年の作品なのにアス比16:9は珍しい。TVでは左右を切って放送したらしい。

各話感想
1話
杉田さん声若いw18年前だもんなあ。
SFかよ!
井上喜久子さんの声は大安定やな。
関智一も声わけえな。
このCD-ROMがないせいで苦労すんのやな。
スイッチそこなのか!
田中理恵は歌うめえな。

2話
納豆の作画が良い。
ビデオ出力かよw
中にHDD入ってる…まじぽかの鉄子でもあったな…。
このCLAMPは下品だなあ…。
はやくもタイトル回収。
攻殻機動隊みたいなこと言ってる。
ビービーエスって懐かしい響き。
後のプラスティック・メモリーズである。

3話
この時代だから時給800円とか言ってるんやな。
大学受験で教師が複数教科担当ってありえん。
豊口さんはこの頃はこういう役やってたんやな。
モバイルパソコンつーかもはやスマホ。この頃はPDAか。

4話
これは捕まるだろ。
ちぃを同行すればええやん。
おかずwww
ブラはいいの?
つーか管理人さんと一緒に行ってもらった方がいいよね?ツッコミ所多すぎだよCLAMP!
シャーペンの芯が無駄に3DCG。

5話
浪人してる意味ねえな。
ちいのせいで人として堕落して行く…。
劇伴の音が大きすぎ。
ヤンデレ化しそう。

6話
やっと充電の話か。
ソーラー充電かよ。
金がない事が一番の問題やん…。
朝まで待って日光に当てるだけでいいんだが。
ほんと秀樹が無能すぎて…。
大家甘すぎ。

7話
勃起ネタまでやるとはw
鈍感主人公じゃないのか。
パソコンの風俗店はやはりあるのか。のぞき部屋ってw
でもそこは電源スイッチだったよな。
続くのか。脚本花田先生に作監田中雄一さん。

8話
ピーポ君w
チロルってCLAMPおなじみのあれか。こばと。にちぃ出てたんだっけ?
裕美がチロルでバイトしてたんか。
まあその金を受け取ったらヒモだしな。

9話
エロ本を物色w
毎日入れや。
風呂入れるとかパソコンどういう材質で出来てんだよ。
CHOBITと言うスペルなのか。
お、男のパソコンがいた。
ちぃがエロ本読みまくっててあかん。
えー管理人さんとちぃの風呂シーンないのかよ!!

10話
裕美何度もアタックかけてるな。
アレ=パソコンだよな?
新保は童貞じゃないのかよ。
童貞って言うなー!
もう完全にヤンデレ。
水銀燈みたいやな。
稔も病んでるな。

11話
スクールデイズな展開。
稔はペンタブを使ってるのか。
なんともサイコホラー的な展開。
ちぃと一緒に寝てるのに…。
未回収の謎が…。つーかちぃが照明にぶらさがってるのが謎。

12話
別にネトゲにメアドはいらんやろ。
うわアナログ接続かよ…この時代だから当然だが。
でもブロードバンドなのか。ADSL?この頃はどうだったっけ。
受験勉強しろや…。
ちぃのせいでダメ人間や。
安定のオカズ落ち。

13話
後半もOP同じか。
水着回。
大家さんが意外と無いな。普通なら爆乳ポジションやろ…。
生活防水なのか。
やっぱ田中将賀さんの作画はええな。
管理人さんは永遠の17歳か。
得意なことが無いやん…。
EDの歌は変わった。

14話
この秀樹がパソコンと距離置いてるのが後々効いてくるのかな。
ちぃが王様になれよ。
あら~^
百合キスで立つとか末期だろ…。
筆おろしされちゃったの?
新保が旦那か不倫相手か。
EDの入り方w

15話
ちぃの知識が偏ってしまう(泣)
すももは自我があるようにしか見えん。
パソコンは邪魔になるんやな。
まあ秀樹じゃなくてもうろたえるわ。

16話
すももまで汚染されてる。
もう北海道に帰れ。
新保と清水はもう出てこないのか。
裕美ははっきりしないな。
ちぃのバイト代にたかれよ。ATM!ATM!
危険ロボットに。
それもいいのか大家さん。
すももの裸エプロン見てえw
これはもうちぃENDだな…。
いい最終回だった。

17話
大家www黒幕www
大家と言えば未亡人!めぞん…
すもものセキュリティしっかりしてるな。
チょびっつとか忘れそう。
急に世界観変わりすぎwハードSFか!

18話
もう秀樹は人間の女に戻れないな…一生童貞か。
でもちぃENDなんだろ?これだけパソコンにネガティブなセリフ入れて、それでもちぃを選ぶと。
二番手の裕美も出番無いしちぃEND以外転びようがないな。

19話
秀樹はもう手遅れやな。
チロルの店主ヤバい奴だったんか。
ロボット三原則発動?
裕美は店主が好きだったんやな。これでちぃEND確定か。

20話
ファジー(死語)
大家が絵本の作者だったんか。なんでも大家に振りすぎw
分散コンピューティング。
演出太田雅彦。

21話
琴子も加わった。
終盤の展開は微妙だな…。
そんな似とらんやん。
原作だと柚姫は破壊されるんだっけか。
ついに黒幕の正体を知ってしまったか。

22話
アナログは動画はきついよなあw
大家の仕業か。
秀樹は知っとるやん。
琴子が鋭いw

23話
すもも見てると藤原書記思い出すな。
ついに黒幕の大家が直接接触してきたか。
最後に大学落ちてちぃと北海道に帰るんやろ。
エルダとフレイヤはこばと。だと人間として出てくるんだよな。
ちぃと一緒に落ちていたCD-ROMは?未回収伏線か?
パソコンの補完計画が発動してしまう。

24話
補完は止められなかったか。結局はセカイ系だなあ。
CPUに直接響いてくるってwww
補完が始まる…。やはりポストエヴァ
結局秀樹が大学入れたかどうかはわからずとは。
杉田さんのイケボw

恋愛物かと思ったら微妙なミステリー物になってしまった…

14話~26話。
後半はてっきり由綺が冬弥と弥生の関係を知ってしまい、ドロドロ展開になるのかと思ったら違った。由綺は天然のアホな子のようで冬弥と弥生のセフレ関係には気づいていて、割と醒めた子だった。
後半の展開のせいで恋愛物というより多くの伏線を張ったアイドル業界ミステリーになってしまっている。

後半の話の軸が由綺ではなく理奈やめのう&ナツコ中心で、冬弥の父や神崎社長までも含めた男女の脇役の顛末を多く描いているので、冬弥&由綺の物語にならず話が散漫になっている。良く言えばアイドル業界群像劇とも言えるが…。
この辺が三角関係をじっくり描いた2よりダメだと言われる所以なのだろう。でも2も最後にどんでん返しがあったので、音楽と伏線&回収がWHITE ALBUMのコンセプトと言えるのだろうか。

後半はミステリー色が強くなり、前半の伏線の緒方が見ていた絵画、レコーディングで理奈が由綺に話した言葉、平良木と田丸のリベンジ、そして由綺が冬弥と過去に会っていた謎の回収に終始している(おなじみの記憶喪失主人公…)。
その上新たな事件が起こって、お茶に毒を入れた事件の犯人推理まであって、冬弥&由綺の恋愛模様を描くのがおろそかになってしまっている。由綺は冬弥が少年の頃からの唯一の女神だった、で済ましているが。

23話から神崎社長と名探偵理奈の会話で種明かしを始めるのはなんだか白けてしまった。理奈の喫煙スキャンダルが自作自演だったとか何のメリットもないし意味不明すぎるw

結局この物語は由綺のお手製メダルを隠していたはるかが最大の戦犯ということなんだろうか。まぁ冬弥が由綺に罪悪感を覚えて過去の記憶が消えてなければ全然違う話になっていた、というだけかもしれないが。

そして最後は驚愕の「冬弥が誰と結ばれたか分からないエンド」w金の斧でも銀の斧でもない銅の斧と言っているので、結ばれたのはここまでの誰でもない女性かもしれない。
冬弥がセックスをしたのは弥生・はるか・美咲で、メインヒロインの由綺とはしないままで終わってしまったので、はるかか美咲の可能性もあるのかも?

最後は平野綾と水樹奈々のデュエットの歌唱力でごまかされた感がある(二人は作中で合わせ練習なんか全くしてないんだけどw)。音楽系アニメの特権やな。

噛もうとしなければ味はしないが、噛めば味わいのある作品。決して2に劣ってない

前半13話まで見てのレビュー。
なお2は視聴済。こちらは2と内容的には無関係。どちらも音楽がテーマだが、こっちはアイドル物で2は軽音部なので毛色が全く違う。こちらはアイドルと恋愛することの困難さを追求した内容になっている。
2は名作と言われているのにこの前作は不評のようだが、前半を見る限り決して2に劣らないと思う。

2009年の作品だが作中の設定は80年代でケータイが無い時代。固定電話で通話するシーンがとても多く(車載電話も出てくるけど)、電話物ドラマと言っていいくらい。
アナログレコード、カセットテープ、80年代のBMW、伊藤博文の千円札など小道具にこだわっている。「ツイてるねノッてるね」「WAKU WAKUさせて」といった中山美穂のナンバーが流れてたりと気分は80年代。この辺のプロップの作り込みは素晴らしい。

序盤は話のテンポが遅くてもどかしく、思わせぶりなセリフのオンパレード。このせいで見るのをやめてしまって「2は傑作だが1は駄作」と断ずる人が多いのではないか。
主人公の冬弥が助けてくれた女性を「今日の女神」と言う度にアイタタタと感じる。長文サブタイトルも痛い。

そして登場人物のほとんどはどこか壊れている性格破綻者で、見ていて辛い。
まず主人公の冬弥は周囲からの圧力で好きなはずの由綺と距離を置き、嘘つきで鈍感で頭が悪く浮気もする。
その親友の彰は神経質で態度がとげとげしく、美咲への片思いをこじらせて性格がひねくれている。普通のハーレム物なら主人公を助ける友人ポジションなのだが。12話で美咲が助かったのに、冬弥に嫉妬して笑う狂気にはぞっとする。
幼馴染のはるかは不思議ちゃんストーカーで冬弥の奴隷のようだし、冬弥をたぶらかした弥生は由綺の手紙を握りつぶして冬弥を誘惑する外道だし(なびいた冬弥も冬弥だが…)、先輩の美咲はめんどくさくて時にヒステリックだし、マナは寿司を捨てるクズJKだし。
さらにはゴミクズ悪役の田丸、由綺をいじめて暴行まで働く凶悪なライバルの桜団と胸糞キャラのオンパレード。
この中でも一番ヤバいのは、はるかだろう。まるで飼い主に従順な犬のようで、人としての自我をもっていない。7話でその狂気を露呈する。さすがに13話ラストで変わり始めたけど。

こうした痛いキャラの痛いシーンのオンパレードで序盤で切る人続出だろう。が、後半からこのいびつなキャラたちがまるでジグソーパズルのピースのようにはまりはじめてくる。

まず美咲が冬弥に失恋して彰とくっつく展開が良かった。これは他の作品ではめったに描かれない。他のハーレム物で余ったヒロインを主人公の友達に分けてやればいいのにとずっと思ってたのでw
美咲がこれ以上傷つかないように冬弥を遠ざける彰の冷たい態度も良い。

そして終盤の山場の、冬弥が「俺が好きなのは由綺だけだ」と言いながら弥生を抱くシーンにゾクゾクする。13話サブタイトルの通り、器が傾いているのに気づかなかった、覆水盆に返らず、もう引き返せないということだろう。二人とも由綺を愛していることでつながっているとも言える。冬弥は由綺が自分だけの彼女から皆の女神になってしまったと悟ったということだろう。理奈とアイドルは女神だといった会話をしたのもその布石になっている。

13話のラストで冬弥の父が倒れ「始まりは終わった」で締めるが、後半は耐え続けたはるかが巻き返す話になるのだろうか。あと放置されているクビになった前マネージャーw
メインヒロインで唯一いい子だった由綺も壊れ始めるのかな。

作画についてはかなり良く、キャラデザもかわいい。クセのある2よりいいと思う。
演出も独特で、その回の「女神」が水彩画タッチになる演出や、この作品の最大の特長の、モノローグを文字で出す演出が個性的。しょぼいフォントの文字が出て来て最初はダサいと思ったが、慣れてくるとこれも味があるように感じる。

声優についてはWヒロインが平野綾と水樹奈々だから歌はどちらも上手いのだが、どっちもアイドルっぽい歌い方じゃないよな。水樹奈々OPはド演歌だし…リリカルなのはOPとかはまだ演歌っぽくならないように歌ってるのに。

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