凸守早苗の「黄昏よりも昏きもの。血の流れより紅きもの」の元ネタ

一番売れたライトノベルとしてずっと名前が挙がっていた作品(今はSAOが抜いたらしい)。
「この素晴らしい世界に祝福を!」が「現代版スレイヤーズ」だとスニーカー文庫編集長に評されていたので気になっていたので見てみた。
感想としては、ハイファンタジー世界で大きな目的を持たずに場当たり的に愉快な日々を過ごすというコンセプトの共通点や、めぐみんの呪文詠唱と爆裂魔法がリナのドラグ・スレイブに似ている所からそう言われたのだろう。大食い食事シーンも似ているので、このすばはこの作品をオマージュしているのかもしれない。

スレイヤーズは作品の「格」としてはエヴァやハルヒと同等のはずだが(「ライトノベル」という市場を確立したのだからそれ以上?)、現代では語られることが無い。それらと違ってコメディなので、ギャグの鮮度が失われたために作品としての価値が落ちたということなのだろう。ハルヒだってバニーガール姿になる話などは今では噴飯ものである。
この作品がヒットした理由についてのネットの分析を読んでいると、TRPGの世界観をベースにしつつも敷居の低い内容にして、ドラクエで普及した和製ファンタジーの需要の広まりによってそれが受け入れられる土壌があって、アホ女主人公で「セオリー崩し」をやったことが新鮮に感じられたことが要因であるとされている。
簡単に言えば、指輪物語から始まる壮大なファンタジー世界をライトな内容にしたから「ライトノベル」を確立できたということだろう。ドラクエもそれ以前の敷居の高いPCのRPGをライトにしたものだと言える(「夢幻の心臓」のパクりと言われるが…)。スレイヤーズはファンタジー小説界のドラクエと言えるだろうし、後のこのすばのようななろう系小説は敷居が上がってしまったラノベをまた入りやすくする原点回帰的現象と言えるだろう。

なお私は同時期のファンタジー漫画「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」は連載中に読んでいて、スレイヤーズのアニメを見る限りそれと大差なく感じた(正義のヒーローではない主人公の性格など)。調べてみるとスレイヤーズよりBASTARDの方が単行本の売上は勝るのだが、スレイヤーズはライトノベルでずっと売上1位だったので、BASTARDより多くの売れた作品がある漫画よりも相対的に存在意義が大きいと言えるのだろう。

この作品の成功の要因である主人公の女魔導士リナ・インバースの性格だが、彼女は善人でも悪人でもなく、悪事を重ねていて微妙に悪名が高かったりもして、勧善懲悪の正義のヒーローでは全く無い。人質を取られても構わず敵を攻撃したりと共感できる部分がある。ただし根は正義感を持っていて、仲間のガウリィがアホなので教養の高い魔導士という立場からツッコミ役に回ることもある(アメリアも最初アホだったのがいつのまにか常識人ツッコミキャラになっていた。こういうキャラ変はよくある)。
リナは守銭奴、拝金主義者に見えるが9話で語る内容で、女の価値観から「男のロマンと言う名の敗北主義」を否定する功利主義者、リアリストであることがわかる。
主人公が「女版両津勘吉」的な物欲にまみれていて唯我独尊で「汚れた大人」のような人格である故に、物語が幼稚にならずに打算的かつ普遍的な説得力が生じていて色褪せず、そのために今でも辛うじて見られる。

…とは言え、1995年の作品なのでさすがに今見るとキツい部分もある。OPの歌は魔女っ子メグちゃんみたい。毎回最初にやる前回のあらすじも凄く古臭い(助かるけど)。
テレ東で18:30からやっていたアニメなので当然子供向けでもあり、古いからではなく子供向けにしている部分は見ていてキツいと感じた。
でも子供向けかと思っていると、リナが生理で魔法が使えなくなったり、女キャラが酷い暴力を受けるシーンがあったりする。

ただ演劇の話で電気のライトがあったりとハイファンタジーとして作りが雑な部分はある。そこは子供向けのコメディだから、で全部済ましているのだろう。そもそもリナたちが呪文詠唱している間に敵が攻撃したり逃げたりしない時点でおかしいが、お約束と言うことでスルーするしかない。急を要するシーンでは詠唱無しで魔法撃っているが。

大きな欠点として感じた部分は、後半のセイルーンやサイラーグに行く話はグダグダでテンポが悪く感じた。前半のシャブラニグドゥを倒す話の方を長くやるべきだったと思う。話的に前半にレゾを慕うエリスが出てこなかったのも不自然。ゼルとアメリアに強引に恋愛フラグを立てようとする流れもどうかと思った。
またガウリィに片思いしているシルフィールが出てきてかなりラブコメ度が増したので、作品コンセプトを守るために二期から彼女が外されたのはわかった。

声優については、林原めぐみさんのリナの演技はおちゃらけている時よりも、シリアス声や呪文詠唱の方に魅力を感じた。「林原めぐみと言えばリナ」と言うと通っぽいけど、私はこれを見てもやっぱり綾波レイの人だと思った。林原さんの演技はどうもおばさんっぽいので(リナが老練な魔術師に見えてしまい、たまに15歳の思春期の少女として振る舞う時に違和感があった。ギャップ萌えとも言えるかもしれないが、リナによく諭されるシルフィールより5歳年下には全く見えない…)、やはりおてんば娘リナよりも母性を漂わすレイの方が合っている。
まぁ個人的にはシルフィールの冬馬由美さんの声の方が好きなのだが。

映像は4:3の絵柄が古い作品だが、作画はまあまあに感じる。多少崩れていてもギャグで通るのはギャグアニメの有利な所。
あと赤青点滅のポケモンフラッシュしているところがあったが、古いアニメならではだろう。

各話感想
1話
悪人に人権は無いw
あれを金貨25枚で倒すなら良心的じゃん。
リナの方がツッコミキャラなのか。
この呪文は中二病で凸守が唱えてたやつだな。黄昏よりも暗きもの~
あーここがこのすばっぽいと言われる所以か。

2話
ガウリイがリナについていく理由はなくなっているような。
なんか地味な作業をしているw
意外とガウリイの方がクズやな。
うわそういうオチか。18:30の子供向けアニメだしな。
釣りの作画が丁寧。
北斗神拳みたいな魔法やな。
バトル作画は止め絵多いな。
最後はメタ発言。

3話
この売買の描写はさすがしっかりしているな。
今ポケモンフラッシュしてたなw
黒マントしてると魔導士なのか。
なんか急に正義のヒーローみたいなことを言い出したな。

4話
ガウリイが過去の歴史を知らないのは伏線か?
生理ネタwいいのか夕方アニメで。
像の方だってばれた。
ガウリイがなんでリナと一緒にいるのかわからんよな、こんなひどい目にあうし。
これは痛い。女相手なのに結構な暴力表現。

5話
生理ネタひっぱるかw
この辺レイプしたりしないのは子供向け感あるな。生理中だからレイプできないだったら生々しいが。
別にペチャパイじゃねえよな。
レゾが黒幕でゼルガディスが味方になりそう。
チャチャチャーン。

6話
この世界にコアラいるの?本格ハイファンタジーはそういうのアウトなんだけどギャグ作品だからええのか。
半魚人食われるとか酷い。
自分の目を治すってのが目的って今から見ると斬新だな。
個人な願望とか私怨とかの話になり下がったw
自分の親族を倒すっつーのは良く分からん。

7話 花田十輝先生回。
神像はガウリイが持ってるからリナはゼルから逃げればいいのでは。
ここでガウリイ出てくるのはご都合主義やなあ。
だから貧乳じゃねえだろ。
ガウリイいま空中で動いただろw花田先生…原作通りかもしれんが。
このジジイ序盤の敵にしてはつええなあ。
ギャグアニメでもここは殺したか。
実はすごい剣持ってましたって卑怯すぎるでしょ。

8話
しばらくこんなむさくるしいパーティなのか?リナ以外は男剣士2人にじじい魔導士2人ってw
尺稼ぎw
背景良く描けてるな。
回想無駄になげえな。
賢者の石持ってこない方が良かったな。

9話
じじい二人退場か。
死んだ二人のことはええのか。
ドラグスレイブの詠唱にちゃんと意味あったのかw
このリナの主張が作品テーマね。
ゼルは一応死んだ二人の事は気にしてるのね。

10話
リナとガウリィは二人死んでもサバサバしてたやん。
やっぱでかいキャラは止め絵が基本だな。でも作画頑張ってる。
さらに上のギガスレイブがありましたとかご都合主義やなあ。
ガウリィが同行するのはアトラスシティまでという話だったか。
第一部完?

11話
リナの髪は白いままの方が良かったなあ。
旅の目的が玉の輿に…。
ペット屋?
王子がガチムチでもええやろ。
やっと水着回かwまあそれなりに肌色見せてる。
アメリアの声合ってないよなあ。
このアニメはパーティにおっさんが多い。

12話
旅の目的が金の受け取りなのは良い。
だから胸はあるだろ。
あれドラグスレイブ詠唱いらないの。
アメリアがダメな理由はちゃんとあるのね。
巨人の星パロ。
山を吹っ飛ばしても土砂が消滅するわけじゃないでしょう。
光の剣使っとるな。

13話
主人公のリナが微妙に悪人なのがいいんだよな。
なんかグダグダになってきたなw前半は魔王倒す話だったからそうでもなかったが。
ヴルムグンの声の演技がやる気なさすぎ。家中宏さんは大ベテランだが…。島田敏さんの方は流石だけど。
アメリアが一番ひでえな。
ねーちゃんに魔法を習ったのか。
汗で殴るとか斬新な表現。

14話
アメリアの声も段々慣れてきたわ。
さすがにパターン通りの展開とメタツッコミしたかw
ヴルムグン死んだのか?

15話 花田十輝先生回。
なんという生々しい悪党なんだwでも結婚詐欺をしているわけではないのか。
最後はその娘と結婚するってオチかな。
リナが年齢15って言ったのここが最初?
リナじゃなくてアメリアじゃだめなのか?
この回作画酷すぎねーか花田先生って脚本家に言ってもしょうがない。
ヴルムグン生きてたか。やっぱ殺すのはまずいと。
キス代は金貨五千枚でもダメか。
リナよりキャリーの方が強そうやな。
何も解決してないよ花田先生。原作と同じ?
ぼっちゃんの声は岩永さんかあ。

16話
ライトがあるのはハイファンタジーとしてダメだな。
この回は子供向けアニメを痛感する。

17話
この回は作画がいいな。
このリナのポニテはダメだな。
ホモドラゴンってw

18話
リナってキャラに似合わず博学だよな。
アメリアが常識人キャラになってきてるのはあるあるだな。って思ったらリナ化してきたと言われてるw
やっと4人目キャラきたー!冬馬由美さんの声はバッチリやな。さすが西住しほ殿。
でも先の方調べるとシルフィールは4人目扱いじゃないんやね。
この辺ハガレンに影響与えてそう。
えらい説明的なシーンだな。
アメリアはなんで最初無視されたんやろ。
ヴルムグンの顔の作画が適当。
光の剣の音がスターウォーズのブレードやん。
ゼル久しぶりやな。
レゾのコピー人間ってオチか。

19話
つーか敵はいつまで漫才をだまって見てるんだよw
シルフィールもたいがいだなw
急にシリアスな展開に。

20話
そんなもん使ったのかよ。
ゼルはシリアスキャラなのでツッコミづらいw
夕方アニメだけど風呂シーンはある。
詠唱魔法は素早い敵に弱いよな。
アメリアとゼルがくっつくんだったか。
ガウリィとシルフィールだと普通のアニメみたいになるな。

21話
ゼルは切れ者よのう。
あっリナが三角関係に取り込まれてる。
シルフィール20歳なん?リナの方が上みたいだよな。
これじゃゼルがロリコンみたいじゃないか。まあロリ巨乳なんだが。
正義ではなく黄色い声援があるほうが勝つ。
最後はさわやかエンド。

22話
このニワトリいる?
暴力で脅すいい主人公キャラ。
いいボケやな。
詠唱している間に逃げりゃええやん。
結局リナたちに先回りされてたやん。
ニワトリの中の人はDBのジースの人でお亡くなりになられたのか。

23話
目的は仇討ちかよ。仇討ちにしては回りくどいよな。
ザナッファーって最初の方の話に出てきたっけ?

24話
チャンスくれるとかベジータみたいなやつだな。
光の剣が効かなかった理由は単に強かったからか。
アメリアの体丈夫すぎだろwシルフィールが優遇されてるなw

25話
メタ発言。
そういえばそんな魔法あったな。

26話
昔のアニメは最終話もOPEDあるな。
前は強化した光の剣で倒していたってことか。
このオチのために終盤におっさん出したのか。
二期確定しているENDはいいねえ。